蜷川幸雄演出の「あわれ彼女は娼婦」を見に行きました。
内容はまったく知らなかったのですが、
三上博史と深津絵里主演だったので
これは見なくちゃ!と思い…。
三上博史は以前「ヘドウィグ&アングリーインチズ」を見て
感動しました。
「私をスキーに連れてって」とジェットコースタードラマで
二重人格みたいな役をやっていたことしか記憶になかったので
(あれ、何のドラマでしたっけ。鈴木保奈美が出ていたような…)
舞台での存在感に圧倒されっぱなし。
体は華奢で小さいのに。
深津絵里は近年野田秀樹主催のNODA MAPでおなじみですが、
彼女も小さいのに本当によく声が通るんですよね。
大好きな女優さんの1人です。
そして。
久しぶりに重厚感のあるTHE芝居!でした。
脇もうまい人が多く歯ごたえがありました。
純粋と狂気の狭間のラブストーリー、というか、純粋な愛というのは
すでにそれ自体狂気なのかもしれません。
天井から垂れ下がった赤い糸と
風に揺れる複数の白いカーテンが
印象的でした。
夫の感想は
「疲れた…。最後のイタリア人とスペイン人の争いに帰結するセリフにはびっくりした」
とのこと。
ちなみにRはその時間叔母のYちゃんと
「CARS」を見に行っていました。
しばらく家ではCARSごっこをさせられるに違いありません。
見てないとうまく対応できないんだけど…(^^;)