ペンションに泊まった夜は、お風呂・夕食のあと花火をしました。
そして夕食時から安曇野に住むことになった友人T君一家も合流。
総勢14名(大人8、子ども6)で賑やかに外へと繰り出しました。
家庭用の打ち上げ花火におびえて逃げる
R(うちの子)と意外とびびりんちょなDちゃん。
中国製の打ち上げ花火はどこに飛んでいくかわからず、
本当にスリルに満ちているのですが…。
花火って結構大きな音がしますよね。
「東京じゃあできないね〜」とT美ちゃんがぽつりと一言。
公園で花火をしていた高校生が近所の住人に通報された
ことがあったそう。
さびしい話です。
その後子どもたちは2階の部屋で
ショーを繰り広げていました。
ショーとは…。
大人を何名か連れて行って、
任意で選ばれた二人の闘いを見るというもの。
唯一小学生のS君が場を仕切っていたのですが、
まずは双方の握手と「よろしくお願いします」という
挨拶から始まります。
2ラウンドほど闘って(本気になりそうになるとS君がさっととめる)、
最後にS君の判定がくだり終了となります。
笑っちゃうのは、そのあと闘った子どもたちとの握手会とかあるんです。
ヒーローショーとかのまねなんでしょうね。
最年少のTくん(友人T君の子ども)もすっかり溶け込んで、
闘いの横で太鼓を鳴らして応援。
お風呂に入ったのにすっかり汗びっしょりで
夜更けまで騒いだのでした。
つくづく子どもには垣根がないな〜と思います。
出会って数時間ですぐに一体となって遊べる順応性。
角田光代さんの『対岸の彼女』は大人になってからの
友人作りをテーマにした小説でしたが、
この感覚わかるなあと頷く箇所が結構ありました。
いつからコミュニケーションが難しいと感じるように
なるのかなあ。
後日、義母が
「いけないことをした子がいたら、誰もが親みたいに
平等にしかっていたのが本当によかったわ。
Rはいいお友達がいて幸せね」と
言ってました。
Rにはまだ兄弟がいませんが、兄弟みたいに一緒に育つ友達や
パパ・ママみたいな存在の大人が身近にいるって、
こんな世の中だから本当に幸せなことだと思います。
これも週5日、朝から晩まで通う保育園のおかげです。
下手すると家庭にいるより長い時間をすごしているんですから…。