地震から一週間

地震から一週間経ちましたね。
今日は妻のほうです。
あの恐怖からようやく立ち直ってきました。


●3/12(土)未明
深夜帰宅し、我が家のガスが安全装置のおかげで止まっていたため
妹の家でお風呂に入り、就寝しました。
妹は起きて待っててくれ、思わず泣きながら抱き合って
喜び合いました。
Rを迎えに行ってもらえて本当に救われました。
妹と同じマンションにしてよかったと心底思いました。


●3/12(土)
9時ごろ起床。念のためかけたRが通っている英語教室が
普通にやると聞いてあわてて家族3人で向かいました。
千歳船橋でお気に入りの堀口珈琲も普通に営業していて
なんだか悪夢を見ていたような気分。
おいしい珈琲でちょっと落ち着きました。
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そしてなんと、職場の友人の結婚パーティーは開かれるとのこと。
ヘアメイクを六本木ヒルズで予約してましたが、ヒルズは休業。
家で支度して夕方、目黒に向かいました。
新郎新婦は前日、明治神宮で挙式でしたが、式直後に地震に遭遇。
そのまま親族会食は中止で明治神宮弓道場に泊まったとのこと。
寝袋だったそうです。
参列していた職場の子は、表参道の教会で夜明かし。
そんな状況でしたが、パーティーそのものは和やかに終了。
ただ、さすがに街も電車も閑散としていて、みんな足早に帰宅。


●3/13(日)
もともと約束があった近所の友人M子さんちに遊びに行く。
こんな状況だからむしろ会っておしゃべりしたほうが
気が紛れるかなということで、約束を決行。
お昼も用意していただき、とっても楽しく過ごさせていただきました。
RとKちゃん・Sくんは途中、公園に遊びに行ったりして
なんだか普通に過ごせてよかった。
ただ、私は体調がいまいちで貧血を起こしてしまい、
少し寝かせてもらいました。
M子さん・Gさん、ご心配おかけしました〜。


●3/14(月)
会社は自宅待機に。
同じく自宅待機になった妹と一緒にスーパーへ行ったら、
あまりの混雑と鬼気迫る雰囲気に圧倒されて
なんだか具合が悪くなりました。
なぜか納豆が売り切れだったのが不思議。
TVをつけてもすさまじい映像ばかりで胸が痛むばかり。
でもつけてないと怖いし…。
本当に現実のこととは思えない、目を疑うような光景です。
子供たちにはあまり見せないほうがいいということで
帰ってきたらDVDなどを見せ、早々に寝かせることに。


●3/15(火)〜19(土)
火・水は出社したのですが、計画停電の影響で
会社の就業時間や発信も二転三転。
木・金は在宅勤務に切り替えました。
原発の状況もいろいろな噂が飛び交う中、
パニックになった友人もいたり…。
私もプチパニック状態になりましたが、夫が意外と
冷静(楽天的?)で助かりました。
災害時にいちばん怖いのはパニックになることだそうです。
でも冷静でいるってなかなか難しいですね。


そんななか、お仕事しているマンガ家さんに
「今いちばんがんばらなきゃいけないのは
無事だった僕たちですもんね」と言われ、
本当にそうだな〜と思いました。
被災地に対して何もできないと無力に思うなか、
目の前の仕事を粛々とこなすしかないのですから
せめてきちんとやっていかないと。


夫は大規模停電騒ぎもまったく無視して普通に21時過ぎまで
仕事をしています。
「電車がらがらだったよ〜」とのんきに帰ってきました。
土曜日の今も仕事に出かけています。
Rは登下校時は防災頭巾をかぶってます(似合います)が、
学校はまったく普通に行われてて、本人も元気に通っています。
ACのCMをすっかり覚え、よく真似してます。
給食に牛乳が出なくなり水筒持参になったことと、
外での体育をまったくやらないことぐらいが変化でしょうか。
停電だと給食もなくなるところだったので、とりあえずほっとしてます。


来週はどうなるでしょうか。
とにかく3連休なので心を休めようと思います。