いまさらだが、家にあった永井孝尚『100円のコーラを1000円で売る方法』を読む。
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タイトルだけの答えを言えば「プロダクトセリングではなく、バリューセリングをしろ」というもので、ドラッグストアだと100円で売っているコーラは、リッツカールトンなら”ライム付きで最高に美味しく飲める状態なら1000円で売れる”ということだが、これは全体のごく一部にすぎず、マーケティングとは何かを学ぶことができる。
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ある会社の商品開発を行う女性を主人公にしたストーリー仕立てになっているので、非常にわかりやすい。個人的に覚えておきたいのは「顧客満足の式」。これは何にでも応用できる気がする。
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以下、面白かったところ。
・アーリーアダプターへの売り方と、アーリーマジョリティーへの売り方は正反対
(対象別に戦略を変える必要がある)