50型テレビは家族を幸せにする……は本当か?

ども、再び「夫」です。


本日は「薄型大画面テレビ」についてです。



今年は業界の人に聞くと「薄型大画面テレビの当たり年」なのだそうです。

いろいろ理由はあるのですが、大きな理由は
・価格低下が進行した
・画質がかなり向上した
・その他の機能も魅力的
の3つです。

「価格」については、
1インチ7〜8000円、すごいところだと5000円を切るような商品もあります。
あるいは先日の『東洋経済』などを読むと、
大阪の量販店激戦区では、もっとすごいようなところもありました。


「画質」については、
特に液晶の動画表現が向上して見やすい機種が多くなっています。
これまで液晶は動きに弱い、といわれていました。
実際サッカーの試合や、バラエティ番組の終了時のスタッフクレジットが横に素早く流れるような
シーンでは残像感がきつくて、人によっては「オレの視力悪くなったか?」とか
「何だか目が疲れるな?」と思ってしまっていたと思いますが、
昨年から発売し始めた機種から、これを改善するような機能が出始めています。
(「倍速液晶」とか「120コマ/秒」とかの表現がされている)


これによって、液晶もプラズマもどのメーカーでも、
ある程度のレベルまでは到達してしまっって満足できるレベルなのだとのこと。
(正確にいうと、もちろん部屋を暗くして映画を本格的に楽しみたい人向けとかになると、
黒の表現力は液晶ではまだ物足りない、ということらしいのですが、
部屋を明るくして映画をみたりしている僕らレベルでは、気にならないといわれています)


「機能」にもいろいろあって
昨年から話題となっているのが、
パナソニックビエラリンク、シャープがファミリンクとうたっている
テレビとHDDレコーダーを連携させて、
1つのリモコンで操作ができるようにしてしまおうというもの。
(シャープはこれでレコーダーのシェアまで変えてしまったと言われています)


今年は、さらに各社が力をいれており、
黒木瞳がヨガのポーズでやっているCMでおなじみの
日立のウーや東芝は、テレビにハードディスクをつけてしまったりしています。

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※なんだか、書き始めたら、
・フルHD対応か否かで値段が違うとか
・予算はどのぐらいの人が多いようだ、とか
止まらなくなってきたので途中省きます
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とにかく
我が家でも新居ではいちおうテレビを購入する予定。


狙っているのは、
パナソニックの42インチのフルHD対応のビエラです。

(これまでフルHD対応は50インチ以上だったのですが、
今年初めて42インチで対応モデルが出たのです。
しかもプラズマの不満点として上げられていた
画面のガラスへの映り込みが大幅に解消されたというモデルなのです)


今回、記事として特集をするので、その撮影のために
汐留めにあるナショナルタワーに撮影にいってきました。


なぜかというナショナルタワーには、家のリビングなどにあわせて
テレビが設置されているので家に設置したイメージの撮影ができるからです。


でもって、人が映ってないと無機質になってしまうので、
リビングでくつろぐ家族的なイメージにするために
家族(妻とR)を無理やりつれていったわけです。
(←ついでに購入予定の商品を見せて、
潜在意識にアピールしようという意図あり。お、やっと本題ぽくなった)


そんなわけで42型を予定している、とまわりの人にいっているのですが、
メーカーの人、すでに大型テレビを買った人たちから言われるのが
「42買うなら、“絶対”50インチにしておけ!」という脅迫にも近いアドバイス


メーカーの人が薦めるのはわかるのですが、
そうでない人たちからもやたら言われます。

曰く「最初は大きさに戸惑うけど3日でなれるよ」
「嗚呼、もっと大きくしておけばよかったと絶対思うから」
「僕は、キッチンの卓上に32インチテレビを置いてみたんだけど
 最初は邪魔だと思ったけど案外そうでもないんだ」

しかも先日のパナソニックの発表会では、
「50インチ以上とそれ以下では購入者の満足度が格段にちがう!」という
説明が行なわれていました。
「画面が大きいほど家族が幸せになる」とまで言う人もいました。


う〜ん、本当でしょうか。
50インチはまだ結構高額なので、買うことができる時点で「家が裕福」なわけだから
ある意味、幸せといえますし、
また大画面テレビの効用として、かつてのようにリビングで家族みんなでテレビを見る
ようになったという声もあるので、確かにその意味では、幸せを感じるかもしれまえん。
また30インチ代のテレビでは友達を家に呼んだときに驚かれないけど、
50インチなら確かに自慢できるという意味で満足度は格段に違うかも。


というわけで、購入まで悩み続けることになりそうです。


どうせ家の借入額までOPENにしちゃってるんだから、
その他の家の装備予定も書いてあると参考になるんだけどなーと密かに思っていたりします。


追伸)
ちなみに、ナショナルセンターでの発見。


ビエラは、今年モデルから昨年までのシルバーの枠部分が、ツヤケシ黒に。

ビエラだけじゃないけど、テレビ業界は、欧州のサムスンモデルの大ヒットにより、
ピアノフィニッシュとよばれるツヤがある黒がトレンドとなっています。

個人的にはシルバーが好きだったし、ピアノフィニッシュもキレイだと思っていたので
ちょっと残念だったのですが、
今回撮影で、部屋を暗くしたら、マットなツヤケシ黒の魅力がわかりました。


テレビの淵が部屋の暗さに溶け込んで、映像部分だけがはっきり見えるのです。
(ピアノフィニッシュはテレビがついてないときは美しいが、
ついているときは枠が自己主張してしまう)

映画通でない僕でも、テレビの枠が見えないことの魅力を改めて実感した次第です。


長くなってすんません。