『さよなら、クロ』、予想以上にいい映画で泣けた

ども夫の方です。


我が家が加入しているJCOMのサーバーを交換することになった。
これにともない、録画したままのデータが1回リセットされることになる。


見るべきモノは見ておかねば!ということで……


母校のフェイスブックから
年末年始に放送されますよ、とアナウンスがあり
録画してはみたものの、そのままになっていた映画『さよなら、クロ』を観る。



詳しくは以下の映画の説明を参照してほしいが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%AA%E3%82%89%E3%80%81%E3%82%AF%E3%83%AD


ざっくり説明すると、
私の母校で飼っていた犬、クロの話だ(・・・と思っていた)。


思っていた・・・と書いたのは、
実際には、クロを中心にした青春ストーリーだったからだ。


映画の撮影も実際の母校でかなり行われており、
東大を模したと言われる校舎や教室、昔ながらの講堂などが
頻繁に映っていた。



▲最も母校が立派に見える正門前からのシーン。



▲教室内。私の記憶に残る教室と1mmのズレもない。



▲講堂前庭部分。入試の合格発表もここだったと記憶している。


この作品の公開は10年以上前。
当時は観に行かなかった。


クロを飼っていた時代は私が在校していた時よりも15年ほど前のことで
自分たちがいた頃は、犬がいたエピソードが語り伝えられていることもなかったため
さほど、思い入れもなかったからだ。


だが、この映画が思いのほか良くて、
思わず久しぶりにブログを書いてしまったというわけである。


昭和40年代の公立高校、主人公(妻夫木聡)が犬クロを拾ってくる
というエピソードから、登場人物たちの青春が描かれる。


同級生がバイクで事故死をしたことで
疎遠になってしまう主人公(妻夫木君)とヒロイン(伊藤歩)。


だが、高校を卒業して10年目の仲間の結婚式を機に再会。

10年前には言えなかった、事故の直前にあっていたことを切り出すヒロイン、
そして伝えることができなかった想いを口にする主人公。


果たして二人は・・・・。


いやー、初々しい。
高校時代って青春だなぁ・・・。


なんだか清々しい気持ちになりました。
同じ松本が舞台の『白線流し』が好きだった人にもオススメです。


それにしても
校舎のウラの部活長屋が、そのまま撮影に使われているのが、懐かしかった。


私がいた頃と変わりない感じで
さらにそこから15年以上前の時代というなかで登場していたが
何の違和感もなかったw。


ちなみに以下のシーンです。



▲部室長屋。撮影用の細工など何もしてないように思える。


部活長屋は、今も当時のままあるのだろうか。